遅ればせながらInter BEEで展示されていたアウトボード群をダイジェストでご紹介します。
Antelope ECLIPSE384 & ORION
最近ではクロックジェネラーターのみに留まらず高品位なDAコンバーターZODIACシリーズも好評なAntelopeからマスタリンググレードのECLIPSE384に加え待望のマルチチャンネルAD/DAコンバーターORIONも展示されていました。
APOGEE SYMPHONY
APOGEEからはこれまでPCI接続だったSYMPHONYシステムにThunderbolt接続のThunder Bridgeを発表。
他にもUSBオーディオインターフェースのQuartet等も展示されていました。
Bricasti Design M7&M1
ハードウェアリバーブで久しぶりの大ヒットとなったBricasti DesignからM7の次は意外？にもDAコンバーターが発表されていました。
マスタリング用途の他にピュアオーディオにも強くアピールしそうな一台ですね。
elysia museq
その知名度や評価からすると実機を見る機会が少ないelysiaはイコライザーのmuseqとalpha compressorを展示していました。
LAVRY ENGINEERING LATENCY KILLER
直近のAESで発表されたLAVRY ENGINEERINGの新作はデジタルコンバーターではなくレイテンシー問題を解決する為のオールアナログデバイス。
ちょっと贅沢なモデルとなりそうですが、実はアナログ回路が非常に優秀なメーカーですので注目ですね。
MIDAS XL48
これはオススメ！と言うより個人的にも欲しいMIDASの8CHマイクプリアンプ＆ADコンバーターXL48。
高品位なMIDASマイクプリアンプを8CH揃え、出力はアナログ、ADAT、AES/EBUと非常に豊富で全出力パラアウトしていますので、スプリッター要らずで用途多彩な使える１台。
Mode Machines FairComp670
外観も気合いの入った
FAIRCHILD 670クローン！
マイクプリアンプ、DI、サミングミキサーと豊富なラインナップのPHOENIX AUDIO。
見た目はNEVEライクですが、それらより現代的でストレートな質感のCLASS Aディスクリートサウンドとの事。
RADIAL REAMPシリーズ。
高品位なDIやフェイズアジャスターのPHAZER等で定評のRADIALは多数のモデルを展示し、 人気のREAMPシリーズは新作を加え４機種ラインナップ。
SOLID STATE LOGIC API 500SERIES RACKS
SSLからはAPI 500シリーズ互換のE-Series DynamicsとEQが発表されていました。
8モジュールラック可能なX-RACKの他コンパクトなMYNXもラインナップされていましたがAPI500ラック対応モデルの登場でより導入しやすくなりましたね。
THERMIONIC CULTURE CULTURE VULTURE
真空管コンプレッサーのPHOENIXや唯一無二の効果を得るCULTURE VULTURE等、高品位な真空管アウトボードを揃えるTHERMIONIC CULTURE。
素晴らしいですよ。
WAVES PUIGCHILD
みんなお世話になっているWAVES社のハードウェアコンプレッサー。
モデルはFAIRCHILD 670で同社の同名プラグインですが、前述のMode Machines社とは対照的に真空管は使用していないそうです。
それでいてFAIRCHILD 670実機を所有する方も絶賛する完成度との事。