AbletonやMOTU、Focusrite、Novation等を取り扱ってられるハイリゾリューション新製品内覧会に行ってきました。
今回は主に以下の4つの製品がフューチャーされていました。
MOTU DP8
Focusrite RED NETシリーズ & オーディオインターフェース
Novation MiniNova
Ableton Live9 & Push
MOTU DP8の64bit可やWindows対応、Dante規格を採用した新しいネットワーキングシステムのFocusrite RED NETシリーズ等に加え個人的に注目していたのはNovation MiniNovaとAbleton Live9です。
Novation MiniNovaは伝統のSuperNovaシリーズを継承し最新のUltraNovaと同じシンセエンジンを搭載したコンパクトでもパワフルで本格的なシンセサイザーです。
プリセットの選択はKORG microKORG等に共通する大型のカテゴリーノブを採用しすぐに目的のプリセットを選択することが可能になっています。
そしてコンパクトでも本格的なシンセサイズが可能なパワフルなエディットやボコーダー機能、さらに本機の特徴とも言えるサウンドアニメーションパフォーマンスは選択したプリセットのエディット状態をショートカットの様に8つスイッチにアサイン可能になっています。
これによりフィルターの開閉やダブステップに代表されるようなシンクを掛けた状態をアニメイトモードに記憶させておけばスイッチ1つで効果を得ることが可能になっています。
その他にもアルペジエーターや大型のフィルターノブ、各プリセットに適した機能を4つのノブ等コンパクトながら機能的なレイアウトになっておりトラックメイキングはもちろん、浮かび上がるようなバックライトも相まってステージパフォーマンスでこそ本領を発揮するシンセサイザーになっています。
そしてイベントの最後に発表されたのは注目のAbleton Live9 & Pushです。
リリースはもう少し先になるようでベータバージョンでのデモンストレーションになりましたが、新しいデバイスPushと併せてユーザビリティにフォーカスされたバージョンアップになりました。
新しいエディット可能なブラウザ機能、セッションビューにも記録可能なオートメーションと滑らかなエンベロープカーブ、メロディ、ハーモニー、リズムのオーディオをMIDIに変換するAudio to MIDI機能、追加されたダイナミクスエフェクトとMax for Liveのエフェクトとインストゥルメント。
その他にもMIDIのストレッチ、インバートや見直されたショートカットキー等Ableton Liveの特徴でもあるリアルタイムにストップすること無くより直感的にトラックメイキングに集中することが可能なっています。
それらの機能をより具現化した新しいデバイスPushは実機のお披露目こそありませんでしたが「遠くないうちに」との事でこちらも楽しみですね。
Ableton Live9 beta 01 新機能紹介
Ableton Live9 beta 02 Drum to MIDI コンバート
Ableton Live9 beta 03 Harmony / Melody to MIDI コンバート
Ableton Live9 beta 04 ストレッチ MIDI
Ableton Live9 beta 05 NEWダイナミクスエフェクト
Ableton Live9 beta 06 PUSHの紹介