当店には珍しく真空管式のステレオパワーアンプが入荷しました。
真空管に6336を用いた70年代の国産パワーアンプでスペックにある40W以上に余裕を感じさせるドライブで豊かな音場とふくよかな低域が魅力です。
歪み成分を活かすタイプでは無く奇数倍音はほとんど感じさせない滑らかな偶数倍音も特徴でそのままだと低域がふくよかすぎる印象もありますが、安定性、位相特性も極めて高い設計で大型の出力トランスも200KHz(!)まで伸びる周波数特性を持っているとの事なので、用途としては特殊かもしれませんがYAMAHA NS-10M STUDIOなどのモニタースピーカーに使用しても聞こえなかった音も聴こえてきそうで面白そうです。
とても良いサウンドです。
