SOLID STATE LOGIC SSL LMC+ module for 500 Seriesは一見アタックやリリースのパラメータが無くシンプルに見えますが、パラレルコンプレッションを始めインバースセレクティブコンプレッションにも対応する非常にユニークなコンプレッサー・リミッターになっています。
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つまみのみを見ると上からTRIM,HFとLFのフィルター,THRESHOLD,MIXとなっており、パラレルコンプレッションも可能だという事が見えますが、その他のスイッチとフィルターの組み合わせで非常に多彩なサウンドを作り出す事が可能になっています。
フィルターはHFとLFでINスイッチを有効にすると通常のカットフィルターとなり、SCスイッチを有効にすると一般的なサイドチェインフィルターとなり、リダクション回路に掛かる信号のみにフィルターが入ります。
フィルター機能にはもう一種類ありMIXつまみ横のSPLITスイッチを有効にすると、WET側からはHF,LFで設定しカットした主にミッドレンジにコンプレッサーが掛かったサウンドのみが出力され、対してDRY側からはHF,LFで設定したミッドレンジをカットしたハイエンドとローエンドのサウンドのみ出力されます。
それらをMIXつまみでブレンドする事によってミッドレンジはハードにコンプレッションし、ハイエンドとローエンドはクリアのままで通常のパラレルコンプレッションよりも明瞭度の高いサウンドを作り出す事が可能になっています。
さらにもう一つユニークな機能が上段TRIMつまみ横にあるSCOOPスイッチです。
Parallel CompressionとInverse Selective Compressionのテスト
(上記YoutubeリンクはSSL LMC+ module for 500 Seriesの機能のテストではありませんのであしからず)
これはコンプレッサーが掛かったWET側のみ位相を反転させるスイッチで、正位相のDRYと逆位相のWETをMIXつまみでブレンドする事によってソースによってはコンプレッションが薄い箇所は打ち消し合い、結果としてダッキングに近いサウンドを得る事も出来そうな、これまでは複雑なルーティングが必要で一台のアウトボードに同じ機能が備わっていた例はあまり聞かないユニークな機能です。
5月18日現在ではまだ製品が発表になったばかりで国内出荷は開始されておりませんが、新しい情報等がリリースされましたら追ってお知らせ致します。


