ハイエンドショウトウキョウ2012に行ってきました。

2012.10.06 ハイエンドショウトウキョウ2012に行ってきました。

毎年恒例。同じ有楽町での開催でも11月に行われる東京インターナショナルオーディオショウよりもマニアックで通好みな印象のあるハイエンドショウトウキョウ。

さらも同じ日程で行われていたシンセサイザーフェスタ2012も行きたかったのですが、都合により6日の午前中のみ時間が作れたので小1時間とわずかですが行ってきました。

残念ながら時間がなかったので各ブースともさらっと見るのみでしたが、その中でも気になったものをいくつかご紹介。

まずは奥津電工さんのAirCable。

聴いた事はおろか実物を見るのも実は初めてでしたが、特許取得の空気絶縁を実現した製品群は存在感があります。
奥津さんともお話しする事が出来てとても有意義でした。
まもなく試聴会の時間との事でしたが、先を急ぐためご挨拶をしてブースを後に。
次の機会に是非聴いてみたいものです。

お次はmusik electronic geithainで有名なバラッドさんです。

今回はホームオーディオMEシリーズを中心にした展示でしたが、ひときわ存在感を放っていたのが新製品のME801K。
RL901Kに非常に似ていますが、ユニット構成:低域400mmコーン、中域160mmコーン、高域25mmドームツィーターX3、内蔵パワーアンプに関しては低域1000W/4Ω、中域500W/4Ω、高域500W4ΩとME800Kに匹敵するものすごいスペックです。
また、その隣には見た事の無い同軸ユニットのスピーカーがありましたが、なんとALTECのユニットを使用したバラッドさんオリジナル設計の試作モデルとの事。
同じ同軸ユニット方式を採用しながらも正確でモダンなmusik electronic geithainに対してこちらはビンテージな味付けになるのでしょうか。
こちらの機会があれば聴いてみたいです。

時間が無くなってきてしまいましたが、こちらも外せません。
コニシス研究所さんのブースです。


オールディスクリート・プリアンプのCL1やオールドマークレビンソンオーナーと思しき方が熱心に見入っていたDOA016アンプモジュール等がありましたが、その中でも気になったのがUSB DAコンバーター&オーディオプリメインアンプのGIZMOです。
非常に小型なUSB DACですが、入力はUSB(バスパワー駆動)に3.5mmステレオミニジャック、出力は豊富でヘッドフォンアウト、ラインアウトに加えパワーアンプまで内蔵し(プリメインアンプですので)スピーカーアウトまであります。
音質も非常にクリアでありながら密度感が高く、広がりや奥行き等の定位も正確な印象です。
そしてカタログ値ですとアンプ出力10Wとの事ですが、これが実にパワフルで壮快に鳴ってくれます。

その他興味深い展示の数々でしたが、駆け足でいくつかご紹介。

Esoteric Audio ResearchのチューブマイクプリアンプEAR824とチューブパラメトリックイコライザーEAR825Q

Voltampere GPC-TQ ステップアップトランス内蔵電源整合器

プラス産業 SUI スピーカー

Duevel Bella Luna 無指向スピーカー

clearaudio Double Matrix Pro レコードクリーナー

等々その他にも多数のメーカーが出展されていました。
最後にSTAX SR-009+SRM-007tAとSennheiser HD800は素晴らしいですね。